kimono fitter aco

Friday, June 16, 2006

剥製

知り合いの画家の方と
また先日話をしていると
なぜだか?
剥(はく)製の話になりました。
それも、剥製の作り方(>_<)のお話に―

箕面駅を北に観光地になっている滝道
上がっていくと
しばらくすると
“剥製作成承ります”などと言うような看板のかかった
『剥製屋さん』なるものがあります。

ご近所のお土産屋さんとあまり変わらない雰囲気の
店先には古いキャラクター物と一緒に
ショーケースの中に
本物の剥製が数点飾ってあります。
でも、ご近所のお土産さん同様
寅さんでも出てきそうな雰囲気の滝道ですから
とても今時なお店ではありません。。
おまけに『剥製屋さん』ですから
そうそうお客もなさそう・・・
正直、店先の剥製がちょっと怖かったりもするのです(*_*;

が、なんと。
この絵描きさんは・・・
そこのお客様だと?

あそこのおやっさん偏屈だから、
気が向かないとしてくれないんだよね~
半年先とかなんだんよね~

などと普通に
魚屋に魚をさばいてもらうのを頼んだ・・・くらいの感覚で
突然話が展開して
え??
剥製を?注文したの??

いやね、綺麗の色の鳥が道に落ちてたの
いつも、道で猫とか事故にあったりして倒れてたら
埋めてやる場所決めてるんだけどね
その鳥も埋めに行こうとしたんだけどね・・・
あ~んまり綺麗だから
くるぅっと方向転換して持ってったの。
あれね、剥製作る時は最初凍結させるのね……まだまだ続く

でも、剥製なんてすごい高いんでしょう?
と尋ねると

1万円!
大きくても小さくても1万円!
後払い。
だから、持ち込むだけ持ち込んで
やっぱり気がかわって取りに来ないお客さんもいるんだね~
そしてまたまた続く…

はぁ~
そんな値段で?
しかも、後払い?
手間料、制作期間料、気持ち悪料・・・全部含めて?
・・・・・・

お手頃(?)だからと言って
じゃぁ、あそこにいる鳥を・・・なんて到底思えませんが(苦笑)
知らないことはいっぱいあるもんです。

そして、全く知らない世界を
垣間見させてくれる
ユニークな絵描きさんです。
話題には事欠きません、はい。

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2 Comments:

  • At 6/18/2006 5:24 AM , Anonymous Anonymous said...

    気持ち悪料が入っているかどうかは、わかりませんよ。剥製屋さんは、そういうことが好きかも…。

    私は、小学生の時、フナの解剖やカエルの解剖にワクワクしました。飼っていたカナブンとかが死んだら、羽をむしったり、ちぎって解剖したりしてました。

    剥製屋さんは、どんなものでしょうかね?

     
  • At 6/19/2006 2:24 PM , Blogger aco said...

    気持ち悪くないんですね…笑
    まぁ、でなきゃ仕事にならないでしょうが。

    ちなみ、ご存知かもしれませんが、剥製を作る際には凍結して骨を抜くそうです。コレが非常に難しいそうで…骨を抜いた後に針金を通して自在な形に整えられるようにするそうです。
    以上、同絵描きさん談より。

     

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